夏の終わりの曲と言われれば「若者のすべて」をおすすめする

今朝テレビをつけると、真夏のピークはそろそろ去りそうです。と天気予報士が言っていました。

フジファブリック若者のすべてという曲はこんな歌詞から始まります。

真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた

毎年夏の終わりになると天気予報士は真夏のピークが去ったと言い、わたしはその度に若者のすべてを聴きたくなります。ありありと夏の終わりを感じて切ない気持ちになります。

今日はそんな気持ちを伝えたいと思い書いています。

夏の終わりを身いっぱいに感じる

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この曲を聴くと子供時代を思い出す

夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて

わたしはこの部分の歌詞を聴くと子ども時代を思い出します。

港町で育ったわたしはよく友だちと港で遊んでいました。夏休みが終わっていく8月末。お昼すぎには港で仕事をする人はもういなくてわたしたちだけ。ただっぴろい港の水揚げ場でいつまでも遊びました。

17時にチャイムがなると「あっ」と家に帰らなければならない事を思い出します。途端に今日が終わっていくことや夏休みが終わっていくことを思い出して切なくなる。友だちと別れて家路に着く。

そこで振り返った誰もいない漁港の水揚げ場をいつも思い出します。

そういう夏の終わりの思い出を引き出してくれる曲です。

 

先日久しぶりに田舎に帰って17時のチャイムを聞きました。わたしは今田舎を出て都会にいます。都会は17時のチャイムが鳴りません。

17時のチャイムが聞けないことが遠くに来てしまった事を実感させて今でも夏の終わりの17時にはこの曲を思い出してしまいます。

花火を見てもこの曲を思い出してしまう

最後の花火に今年もなったな 何年経っても思い出してしまうな

サビ頭はこんな歌詞です。曲もサビ前までは静かですがサビに入る時に綺麗なアルペジオが入ってサビで盛り上がります。この部分が花火があがる瞬間ととてもマッチして、打ち上げ花火が弾ける瞬間にわたしのなかでは「最後の〜」とこの曲が流れます。

この曲を知ってから花火をする度に「コレが今年最後の花火かな」と思うようになりました。

この曲を書いた志村さんはいつかの夏の最後の花火に思い出があるのでしょう。わたしもこの曲を聴くと思い出す花火があって切なくなります。

 

わたしは音楽が好きで曲をたくさん聴きます。音楽を好きで良かったなと思うのは生活に彩りが出ることです。

SMAPのSHAKEを休みの前の日の夜に聴くとテンションが上りますし夏の夜のコンビニに行くときにはSUMIKAのサマーバケーションが頭の中に流れています。そうやって色んなトコロで色んな音楽がなることで気持ちが豊かになるし、時には思い出を振り返ったり自分を成長させてくれたりすることが曲を沢山聴いてきて良かったなと思う部分です。

そういうトコロで言うとこの曲はわたしの夏の終わりを激しく彩ってくれていて気持ちを豊かにして良い思い出を振り返らせてくれているなあと思います。

全体を通すと恋の歌。

最後の花火に今年もなったな 何年経っても思い出してしまうな

昔から行っている花火大会に行って昔の思い出(好きだった人)を思い出して
 

ないかな ないよな きっとね いないよな

会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

会うことは無いだろうけど、もし会ったら告白できるかななんて思っていたら
 

ないかな ないよな なんてね 思ってた

まいったな まいったな 話すことに迷うな

偶然会ってしまって
 

最後の最後の花火が終わったら

僕らは変わるかな 同じ空を見上げているよ

一緒に花火を見て最後の花火が終わったら告白しようと思っている。
という歌詞とわたしは解釈しました。

 

言わずもがなですがココの歌詞が好きです。

ないかな ないよな きっとね いないよな

会うはずはずないと思いながらでも会いたいという恋心が心の声でうまく表現されています。その後に

ないかな ないよな なんてね 思ってた

ここの歌詞を聴いて「うわ、会えたんだ」と感動します。夏祭りで偶然会えたシーンが自然と頭に浮かんでしまいます。

気持ちをシンプルな言葉で表現しながら情景も浮かばせる。すごい歌詞だと思います。

志村が歌うから良い。でも今のフジが歌っても良い。

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この曲を歌っている志村さんは数年前に亡くなっています。

志村さんは歌い方が独特です。悪く言えば多分下手です。でも、それが良いんです。歌い方として感情がこもってていいのはもちろんのこと、志村が歌ってるって一発でわかります。

先日テレビをみていたらLINEのCMに使われていました。

思ったことは「志村すげえな」

何年も前の曲なのに。ラジオの夏の終わりの曲でも何度も流れて、今度関ジャムの夏の終わり特集にもフジファブリックが出るそうです。

良い曲はやっぱり廃れないよ、志村さん。

 

昨年ライジングサンというイベントでフジファブリックを観ました。最後の曲が若者のすべてでした。志村さんが亡き後は3人で活動しています。いつも以上に激しくキーボードを弾くチャンダイ、悲しそうな山内さんと加藤さん。この曲は今のフジファブリックにとっても大事な曲で志村さんとの繋がりを感じさせてくれました。この時の若者のすべてはとても良かったです。

若者のすべてなんてタイトルが若者のすべて

だれにも「若者」がどういうものかはわからないし、そんなボヤッとした言葉をこういうモノだって定義はできません。

でも若者のすべてなんてタイトルを付けられる事が若者のすべてなんだと思います。

ぜひ聴いてみてください。毎年夏の終わりを彩ってくれるとっておきの一曲になるはずです。